礼拝メモ 5月19日 『共同相続人』

聖書 ローマ人への手紙8章1節〜17節

 今朝は17節についてお話しします。ここには、黄金のはしごと言われる語り方があります。相続人、神の相続人、キリストとの共同相続人と、最高の相続について上ってゆく語り方です。

 相続人の土台は、被造物であることではありません。人種にもよりません。役立つ人、儀式を守る人、そういうことで相続人になれるのではありません。御霊に導かれる人、つまり新生した人、罪を赦されて永遠のいのちをいただいた人が相続するのです。「この方(イエス様)を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとなる特権をお与えになった」(ヨハネ1:12)と書かれています。

 この相続人は「神の相続人」と言われています。神のものを相続するのです。ヘブル1:14には、信仰者のことを「救いを受け継ぐことになる人」と言われています。ここで言う救いは、救いの全体を指しています。ですから、救いの完成である再臨と復活、新天新地の生活までが含まれます。

 その他、「世界の相続人」(ローマ4:13)、「信仰による義を受け継ぐ者」(ヘブル11:7)、「永遠のいのちの望みを抱く相続人」(テトス3:7)、「神を愛する者に約束された御国を受け継ぐ者」(ヤコブ2:5)などがありますが、極めつけは、「すべてはあなたがたのもの」と言われていることです(Ⅰコリント3:21-23)。

 それでは「キリストとの共同相続人」とはどういう意味でしょうか。イエス様は父なる神様からすべてを渡されていると言われました(マタイ11:27、ヨハネ3:35、同13:3)。御霊に導かれる神の子どもは、イエス様とともにこれらを相続するのです。ペテロは、言います。「朽ちることも、汚れることも、消えていくこともない資産を受け継ぐようにしてくださいました。これらは、あなたがたのために天に蓄えられています」(Ⅰペテロ1:4)。

 「神さまは、私たちの罪を赦し、私たちをご自分の家に入れてくださいます。そして、子どもとして受け入れ、その子どもを相続人にし、相続人を王子にしてくださいます。王子には冠が与えられるのです。」(ジョン・プルスフォード)

 神の愛を相続します。イエス様が神の御子であるので、私たちはその恵みによって子とされたのです。イエス様の愛を受けた私たちは、イエス様を愛して生きなければなりません。イエス様の無限の愛を私たちは受け継ぐのです。

 私たちはキリストともに相続人ですから、苦しみも受け入れましょう。イエス様が苦しまれたのですから、それも相続の一部なのです。

 相続の時はこれからです。栄光のからだになって、受け継ぐのです。その時、私たちの喜びはどんなでしょうか。「ふさわしい時にやって来る栄化を信じましょう。そして、今、それを先取りして、喜びましょう。」(スポルジョン)栄えに満ちた喜び! イエス様、ありがとう。御名をたたえます。

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