聖書 ヨハネの福音書16章7節〜16節
今日は私の証しをもとに、聖霊のお働きについてお話しします。
最初にキリスト教に接したのは、小学生のとき、姉が絵表紙の新約聖書をもらってきたことです。そんな表紙の本を見たことがなかったので、とても印象的でした。
高校生のとき、ギデオンの人たちが来て、講堂で聖書贈呈の式がありました。私ももらいました。そして読んだのですが、ステパノの殉教の場面は驚きでした。自分にはできないことをしているクリスチャンはすごい、と思いました。
大学受験の時もその聖書を持って行きました。そして、クラブ紹介の中から、聖書研究会を見つけ、先輩に誘われて宣教師の家の聖研に出席しました。
その席で、「罪を持ったままでは天国へ行けません」と言われました。その時、私の心に罪があることが分かったのです。自分は天国へ行けない。困ったことになりました。
翌日、王子教会に行きました。集会が終わって、先生と話すうちに、「先生、どう信じたらいいのですか」と質問をしました。
先生は「ただ信じなさい」と答えてくれました。
その時、イエス様がヤイロに言ったことばであることを思い出し、私もただ信じようとしました。イエス様に「はい」と答えたのです。
それが私の救いの経験でした。
イエス様が聖霊のおいでを前にして、この方が来られると、罪が分かると教えられました。そして、聖霊はイエス様を示し、真理に導いてくださる方です。
私が罪を自覚し、困ったとき、聖霊が働いておられたのです。また、イエス様に信頼してすべてをゆだねたとき、聖霊様は、罪を赦してくださり、いのちを与えてくださったのです。
この救いは、広い世界になっています。その世界で自由に生きることができるのです。なんという幸いでしょうか。
聖霊の導いてくださる真理は、少しずつ分かるのです。信仰生活をする中で、次々に教えていただけるのです。ですから、まだ私たちは真理の世界の小学生と思って、好奇心を働かせて、真理を求め続けたいのです。
好奇心は私たちの心を柔らかにしてくれます。そして、柔らかい心で真理を求めて行くことは、私たちの心に若さをもたらします。
その真理の中でも、イエス様についての真理は特別です。イエス様がどんなに愛してくださったか、どんなに心を砕いてくださったか、分かってくると、イエス様をますます信頼し、愛してお従いしたくなるのです。
あなたも、イエス様にご自分をゆだねて、新しい人生を経験してください。祝福を祈ります。